世界における弊社の歴史
70年にわたり受け継がれる資産
Vantiveは2025年にバクスターから独立し、腎臓ケア革新のリーダーとして70年の歴史を築いてきました。独立した新会社として、Vantiveは重要な臓器治療の進歩に専念しています。ケアチームの治療管理における柔軟性と効率性の向上、そして患者のより長く充実した人生-それがVantiveの目指すものです。
業界初の実績
1956年:最初の商業用透析システム
オランダ人医師ウィレム・コルフが木の薄板、オレンジジュースの缶、セロハン膜で最初の「人工腎臓」を開発した画期的な研究を基礎として、最初の商業用透析システムを生み出しました。
1960年:最初の腹膜透析液
最初の腹膜透析(PD)液を導入しました。PDでは、外部透析器ではなく腹膜を通して腎不全患者の血液から老廃物をろ過します。
1979年:米国初のCAPDシステム
溶液バッグ、一端にスパイクが付いたチューブ、患者のカテーテルに接続するチタン製ルアーロック、スパイク/バッグ接続部の洗浄用消毒液を含む初のCAPDシステムを米国市場に導入しました。
グローバルなプレゼンスとイノベーションの拡大
1994年:Homechoice APD System
弊社が発売した自動腹膜透析(APD)システムであるHomechoice APD Systemにより、PD患者が自宅だけでなく外出先でも治療を簡単に行えるようになりました。
1994年:アジア市場向け腹膜透析液
アジア市場向け腹膜透析液を製造するためにシンガポールに工場を開設しました。
新世紀の成果
2003年:エクストラニール(イコデキストリン)腹膜透析液
弊社は、非グルコースベースの腹膜透析液であるエクストラニールを開発しました。
2013年:GAMBRO ABの買収
弊社は、腎臓ケア分野のイノベーターとして世界的に高い評価を得ているGAMBRO ABを買収しました。
2015年:Amia with Sharesource
弊社は、慢性腎疾患患者が自宅で腹膜透析を受けながら医療機関と遠隔で接続を維持できるユーザーフレンドリーな機能を備えた初のAPDシステムAmia with Sharesourceを発売しました。
臓器支持の継続的な進化の実現
2016年:Theranovaにより可能になったHDx
弊社は、Theranovaにより、慢性腎疾患患者向けの新しい血液透析療法HDxの開発を他社に先駆けて実現しました。Theranova透析装置は、拡張血液透析療法を提供する革新的な膜機能を備えています。
2018年:かぐや(APDシステム)
弊社が日本で発売したかぐや(APDシステム) は、地域のニーズと人口動態を反映させることで、日本の腎疾患患者にも実行可能な治療選択肢になりました。
2018年:PrisMax System
血液灌流、敗血症管理のための血液浄化、体外式CO2除去、治療的血漿交換などの持続的腎代替療法および多臓器支持療法用の次世代システムであるPrisMax Systemを発売しました。
腎疾患治療に関する知識と意識の向上
2019年:myKidneyPlan(CKD&Me)
弊社初となる患者中心の腎疾患教育モバイルアプリケーション myKidneyPlan(CKD&Me)を開発しました。
2020年:PD Excellence Academy
弊社が設立したPD Excellence Academyは、認定コースを含むバーチャルトレーニングプラットフォーム兼教育リソースセンターとして、PD看護師が在宅透析の実務を改善するのに役立ちます。
世界的な歴史をもつヴァンティブの製品の中には、一部の市場で入手できないものもあります。
Vantive(ヴァンティブ)、Amia、Extraneal(エクストラニール)、HDx、Homechoice、Kaguya(かぐや)、PrisMax、Sharesource、Theranova は、Vantive Health Inc.またはその子会社の商標です。